OH!友会
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★日比生さんからの寄稿 |
(その1) | ||
新聞には、時事川柳の欄があるが、小生毎朝楽しみにしている。 最近傑作だと思ったのは・・・ ○ 共白髪まっぴら御免と妻茶髪 ○ 昼飯は妻セレブで俺セルフ 何れも女性陣の強さを表現しているが、男の弱さをしみじみ感じる。 かれこれ十数年前に読んだ川柳が忘れられない。 ○ 同窓会病院自慢の会となり 確かに居酒屋やスナックでは、サラリーマンが高血圧や糖尿病の気がないと一流ではないかのように自慢しているのを見かける。 ところで、健康の定義についてWHO(世界保健機関)では、次のような改定案が審議されたことがある。 決定されたわけではないが、反対する学者もいない。 それによると新たに霊性とダイナミカルという言葉が入り、次のようになっている。 「健康とは、身体的精神的社会的かつ霊的に完全な一つの幸福のダイナミカルな状態を意味し決して単なる病気や障害の不在を意味するものではない」・・・。 |
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施楽院 日比生 正観 |
(その2) | ||
前号でWHOが定めた健康の定義について記したが、要約すれば「健康とは体に病気や障害のないことを意味するものではない」であった。 つまり人は精神性と身体性を併せ持ち、体より心の健全さを重要視していると言うことである。 「健全なる精神は、健全なる身体に宿る」との諺は逆で、 「健全なる精神は、健全なる身体を創る」のようだ。 釈迦の教えに人が病気になる病因論がある。 それによると、大方の原因は三毒にありとある。 三毒とは・・・ ★貪欲(とんよく)・・欲張らず ★瞋恚(しんい)・・・怒らず ★愚痴(ぐち)・・・・・控え目に これを略して「とんじんち」と言う。今アメリカでは、「精神神経免疫学」が注目されているが、これは明らかに仏教医学思想を反映したものであり、心が病むと免疫力が落ちることを立証した学問です。 理屈と道理は納得するが 未だ消えざるとんじんち |
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施楽院 日比生 正観 | ||
(その3) | ||
前号で精神神経免疫学についてふれたが、これは納得できる。 何故なら「病は気から」という諺を知っているからだ。最近欧米では、伝統医療が見直されている。 高度に発達した現代医療でも満足に効果を発揮できない病があるからだ。 そこで、現代医療と世界の伝統医療の組み合わせによる統合医療が注目されているのです。 2002年9月にWHO主催で「伝統医療に関する世界会議」が神戸で開かれ、統合医療を推進することが決議されている。 そして2004年には、東京で、「国際統合医療専門家会議」が開催されました。 この流れを受け2005年には、超党派の国会議員による「統合医療を推進する議員連盟」が結成されています。 アメリカでは、伝統医療の研究が、1992年に2億円の予算で始まりましたが、2005年には、なんと130億円の規模に達している。 伝統医療を取り入れることによって抗加齢化対策が、期待できそうです。 |
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施楽院 日比生 正観 | ||
(その4) | ||
前号で、今欧米で常識となっている統合医療についてふれましたが、これは高度に発達した現代医療と世界の伝統医療を合わせて治療にあたることです。 アメリカ・スタンフォード大学の調査によると、病気はライフスタイルが関与していることに多くの人が気づいた為とあります。 又ハーバード大学の調査によると、伝統医療の利用者は平均より教育水準が高く、年収も平均以上であると発表している。 ところで、ドイツで生まれ200年の伝統を持つホメオパシーという薬がおもしろい。この薬、原材料が検出できないほど希釈されているが、原材料の波動が肉体と精神に働きかけ生命力を活性化させるという。 さらに神秘的なのが、スピリチュアル・ヒーリングだ。 これは宇宙の根元的波動を療法師が受け、そのエネルギーを患者に与える手かざし療法です。 これらの療法は、科学的根拠は明確ではないが、欧米では保険適応されている。 |
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施楽院 日比生 正観 |