芸術祭開催中の女木島を訪ねる 〜2013年秋季ツアー〜 2013年10月13日
展望台にて
秋恒例のOH!友会ツアー、今回は、瀬戸内国際芸術祭を開催中の「女木島」。
10月13日(日)、秋らしい青空が広がる絶好の旅日和。三好会長、赤井前会長ら14名の参加者は、9時30分、高松港に集合し、10時発の女木島経由男木島行きフェリー「めおん2」に乗り込みました。
瀬戸内国際芸術祭は、春会期(3/20〜4/21)、夏会期(7/20〜9/1)に続いて秋会期が10/5からスタートしており、13日はスタート後2回目の日曜日。しかも秋晴れの好天気とあって船内は、家族連れやカップルでデッキまで人がいっぱい。われわれと同じシニア層の姿も目立ち、芸術祭の人気の高さを実感しました。
女木港の突堤に止まっているカモメに迎えられて女木島着。ちなみにこのカモメは、アートbO31<カモメの駐車場>(アーティスト/木村崇人)。女木島には、この作品などたくさんのアート作品が港の周辺に設置されていますが、標高188mの鷲ヶ峰山頂にある鬼ヶ島大洞窟にも2つの作品が展示されています。女木島は、桃太郎伝説に彩られた別名「鬼ヶ島」。そこで私たちは、港から出ているバスに乗ってまずは、鬼の棲み処・鬼ヶ島大洞窟へ。
洞窟内にはアートbO40<カタツムリの軌跡>(アーティスト/フィリップ・アルタス)とbO41<オニノコ瓦プロジェクト>(製作/オニノコプロダクション)の2作品がありましたが、少なくとも私は、腰をかがめて歩くのに精一杯で、作品を楽しむ余裕はありませんでした。
洞窟探検を終えて山頂の展望台まで歩き、記念撮影。少し霞んではいたものの、瀬戸の海にぽっかり浮かんでいる大槌・小槌島の向こうには瀬戸大橋が、そして直島が、屋島が・・・。山頂から眺める秋の瀬戸内海はまさに絶景でした。 再びバスに乗って港まで引き返し、アートbO33<20世紀の回想>(アーティスト/禿鷹墳上)を横目に見ながら昼食場所へ。お店の名前は「鬼の台所」。食したのは<カレーうどん>。女木島の鬼たちは、こんなおいしいうどんを食べていたのかと思ってしまうほどそれはそれはおいしいうどんでした。
お腹がいっぱいになった私たちは、愛知県立芸術大学瀬戸内アートプロジェクトチームが製作したアートbO34<MEGI HOUSE>を訪ね、 HOUSE内に展示されている<女木の芽>(アーティスト/清藤隆由)を眺めながら一休み。
アートに酔ったのか、それとも・・・。帰りのフェリーは予定より少し早めの時間となりました。
最後になりましたが、いつものように手作りの革製品を参加者にプレゼントしていただきました東京支部の福眞さん、ありがとうございました。そして、チケット、昼食場所の手配などで大汗をかいていただいた幹事の井上副会長、お疲れさまでした。
*原稿アップ後、赤井前会長ご逝去の報に接しました。女木島ツアーに参加され、あんなにお元気だったのに・・・。 今も信じられません。残念です。謹んでご冥福をお祈りいたします。
(写真は、三枝さん撮影)
乗船前 フェリー「めおん2」
乗船中 デッキで
アート<カモメの駐車場> 下船中
鬼の洞窟前到着 鬼の洞窟前
鬼の洞窟前 鬼の洞窟入口
アート<オニノコ瓦プロジェクト> 鬼の大広間
展望台から見える屋島
アート<20世紀の回想>
昼食場所 昼食
アート<MEGI HOUSE>
一休み
そろそろ帰りの時間です
女木島を後に高松港へ向けて出港 高松港付近で